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特定非営利活動法人アートマネージメントセンター福岡

AMCF MAGAZINE

vol.
762

◆キビる2026 紹介コラム 田崎小春さん▷バストリオ

今回で10回目を迎える”キビるフェス2026”。

今年は2025年12月から2026年1月にかけて今年は総勢6つの団体の作品をご覧いただけます。

彩り豊かな6団体のことを是非もっといろんな方に知ってもらいたい!!ということでスタートしました\\キビるフェス2026 紹介コラム//!!

福岡にゆかりのあるアノ人やコノ人に、団体のあれこれ語って頂きました。

知らない人はもちろん知ってるよ~という方も!新たな魅力を発掘できるかも。

今回紹介コラムを書いていただいたのは、、、、

melomys主宰、俳優の田崎小春さん。

現在は東京を拠点に活動されていますが、福岡でも定期的に活動を行っています。

8月にマノマで上演したmelomys一人芝居『ドリームタイム』も記憶に新しいところ。

彼女の魅力は言わずもがなですが、田崎小春さんについて、8月の公演については是非こちらもご覧ください♪▶amcf.jp/magazine/533

紹介していただく団体は『バストリオ』。

田崎小春さんとバストリオの関わりから、田崎さんの視点からみるバストリオについて

素敵な言葉で紹介いただきました。

早速、、、どうぞ~!!

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私が初めてバストリオと出会ったのは2019年、ポレポレ東中野という映画館で今野さんが監督で菊沢さんが出演している『グッドバイ』という映画を観たときです。
その日、映画の上映のあとに『黒と白と幽霊たち』のショートバージョンのパフォーマンスがありました。
出演していた俳優さんの声も佇まいも眼差しも、松本さんのドラムも気迫に満ちていて、その生のエネルギーにとても真っ直ぐ撃ち抜かれ興奮したことを覚えています。

その後ワークショップの『8回転』に参加し、2019年12月にバストリオの『ストレンジャーたち/野性の日々』という作品に出演することになりました。

そして『ストレンジャーたち/野性の日々』のなかでブランブル・ケイ・メロミスについて声にしたことをきっかけに自身のユニットmelomysを立ち上げました。
今この名前で活動しているのは紛れもなくバストリオとの出会いがあったからです。

バストリオでの創作の場は、川に飛び込んで向こう岸まで懸命に泳ぐみたいに、山を越えようとするみたいに、それぞれが自分の力を最大限に振り絞ってそこにいる感じでした。
自分で立つしかない。それは恐くもあるけれど、でも体は自分が思う以上に力を備えていると信頼のある場で、自分で立つよろこびを身をもって知りました。
そして(自然そのものが持ち合わせるような)厳しさと同時に、水の波紋や木々のざわめきや鳥たちの鳴き声をおもしろがる軽やかさも持ち合わせている場でした。世界にひらかれていた。

ぜひ『黒と白と幽霊たち』に足を運んでください。

私がそうだったように、きっと新しい風に胸が高鳴ります。

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田崎小春  melomys主宰・俳優

1991年生まれ。福岡県出身、東京在住。劇団青年団の俳優。

2020年に立ち上げた自身のユニットmelomysでは作・演出も行う。

【公演情報】

2026年3月
『ドリームタイム』宇都宮公演
@アトリエほんまる

▶X(Twitter)
田崎小春 @koharu_tasaki
melomys @melomys1

▶melomys HP
https://melomys1113.wixsite.com/melomys

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バストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち』チラシ

profile

バストリオ

パフォーマンス作品を制作するコレクティブ。生きていく中で出会うビビットな瞬間を小さなシーンへと立ち上げるクリエイションを行う。 https://www.busstrio.com/