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特定非営利活動法人アートマネージメントセンター福岡

AMCF MAGAZINE

vol.
763

Mr.daydreamer『ハムレットマシーン』演出×美術 対談

コラム

1月16日(金)~18日(日)、塩原音楽・演劇練習場 大ホールにて上演されるMr.daydreamer『ハムレットマシーン』。

今作は、俳優の存在と呼応する映像演出、舞台と観客の境界を取り払う〈広場型〉の空間はもちろん、福岡を拠点に活動されている画家 浦川大志さんが手掛けた舞台美術も見どころのひとつ。

横浜公演を終えたMr.daydreamer代表・演出家の上野隆樹さんと画家 浦川大志さんにお二人の出会いから、今回の舞台美術について、福岡公演に向けてのことなどじっくり語って頂きました。裏話なんかもあり。

気になっていた方も、初めて知った方も、観に行く予定にされている方も、是非ご一読ください!!

 

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▶︎コラボのきっかけについて

上野氏 浦川さんとの最初の出会いは、2025年4月にArtist Cafe Fukuokaで行われたパフォーマンス(※1)でした。Mr.daydreamerは演劇、浦川さんはライブドローイングでVJ(映像演出)の担当でした。浦川さんはその時、緑色に塗った自作の台を持ってきて「これをグリーンバックにして透過します!」と現れ、「手を動かしながらいろんな試みをすることが好きな方なんだろうな」というのが第一印象です。
パフォーマンスが終わったあと、浦川さんが「舞台美術をやってみたい」と言ってくださって、今回の『ハムレットマシーン』でのコラボレーションに繋がりました。

浦川氏 普段自分は絵を描いていて、インスタレーションとか空間美術もやったことはあるんですけど、「人と何かを作る」ことはあまり経験がなく、いわゆる”舞台美術”は今回が初めてなんです。ちょうど絵画だけでやっていくことに少し行き詰まりを感じ始めていて、自分の領域を拡張する上でも、いろんな人と協働しながら何か大きい物事をやっていく必要があるかなと考えていた時期でした。それは例えば、人と一緒に絵を描いたりだとか、工房さんと一緒に版画の仕事をしたりだとか、今回みたいに演劇のセットを作ったりとか。そういうことを求め始めていた時期だったこともあり、今回こういう形で関わることができて非常に良かったなと思っています。
上野さんの最初の印象はやっぱり、初めて出会ったパフォーマンスの時ですね。過去に何度か劇団の舞台を観たことはあるんですけど、普段僕は舞台とかを観に行くことがあまりないんです。加えていわゆる前衛というか、パフォーマティブな舞台というのを観たのが初めてだったっていうのもあって、今までの自分の舞台観とズレがあった。それが面白いなと思ったんですよ。

舞台そのものもそうなんですが、特に印象的だったのは、その手前の稽古の風景でした。僕はわりと適当な人間なので、例えば絵を描く時とかも一人でやるからこそのある種の緩さがあるんです。生活していく中で、ふとした時に絵の制作が始まったりするようなことが僕は多いんですよね。この“切り替え”みたいなものが、演劇の場合はもっと明確にあるんだなと。手を叩きながら、指導で動きを調整してたりとかしてたじゃないですか。ああいう演出と演者の関係みたいなある意味父性的な関係がある中で、同じくものを創る・表現するという土壌に居た時に、「自分と全然違う創られ方で物事が動いている」というのを強く感じて衝撃を受けた記憶があります。

上野氏 自分は芝居の創作で稽古の始まりの時間を作ることって、日常から非日常に切り替わるために「切る」「切断する」みたいな感覚が強いんですよ。“作り”、“切断して”、“止めて”、また別に“作り”……という感覚があるんですけど、浦川さんのドローイングがずっとあの場で流れてたじゃないですか。“絶えず”その場のものをなんだかかき乱していくような、塗り変わっていくみたいなものが進行していた。パフォーマンスをしている僕らは、それを切断していくみたいな時間になっちゃってるんだけれども、それを全部塗り替えていくようなものがあの強い絵と映像のミックスで透過もされて、その絵の向こう側に現実がまた見えてきたりとか。こちらが切断をしていくっていうのを全部それすらもミックスしていくみたいな力に、あの時は凄く救われましたね。あの時の企画者であった、劇の劇を行うユニット“足の踏み場”さんから「(稽古場の)そのまんまをやってほしい」という話をいただいていて、「稽古を見せるってどうすればいいんだろう、どう見せれるものになるんだろう」って思ってた時でもあったので。

浦川氏 あれは結構不思議な状態でしたよね(笑)僕も、何やればいいんだろうと思っていて。当日「こういうのはライブ感だな」と思ってあんまり準備しないでおこうと。

上野氏 確かに。

浦川氏 グリーンバックにして透過して映像と組み合わせてもらって、何かをやっている空間の方が面白いだろうなと。記録と制作と解釈と再現が同期していく部分を攪拌していくことが、多分僕の仕事になるんじゃないかなっていうのを考えていました。いわゆる編集を起動させるために素材をばらしていくというか、攪拌する一つのメディウムとして、VJ的なものをやってみるということをあの時は割と意識をしていました。

上野氏 なるほど。

浦川氏 あれ自体は凄く演劇というかパフォーマティブなものの中でどうやってそれを実現するかっていうところで考えていましたね。自分が今まで見てきたパフォーマンスアートの、作家のある種の手つきみたいなものを自分なりにちょっと咀嚼してみて創ったのがあの時の映像のパフォーマンスです。

※1 福岡市が運営するアーティストの成長・交流拠点Artist Cafe Fukuokaの運営が新体制に移行するオープニング・レセプションで行われた劇の劇を行うユニット「足の踏み場」による企画パフォーマンス。劇団Mr.daydreamerの稽古場を見学した実体験をもとに、その出来事を“現実再現劇”として上演した。

パフォーマンスアーカイブ動画:https://youtu.be/Fjy2_rysi8A?si=bTF02mPIiuZleWx7

▶︎今回の舞台美術について

浦川氏 今回の『ハムレットマシーン』での依頼は明確に舞台美術として美術を作るというものだったので、そういう部分では自分の中では未知の領域でした。あまりにも存在感がありすぎるものを作ると、それ自身になるというか彫刻になってしまうからそれは違うかな、と。演者と関係性が作れる彫刻というか立体で、なおかつそれが瞬間的には消えたり、たまに立ち現れたりするぐらいのバランス感覚のものを一体どうやったら作れるんだろうっていうのは、結構悩みどころでありました。しかも今回は公演箇所が横浜と福岡2カ所に分かれているのもあったので、輸送をどうするのかという部分も(笑)

上野氏 一番の問題でしたね(笑)

浦川氏 折りたたみ式にするかどうするかみたいな、結構シビアな問題がありました。最終的には組み立て式でユニットに分けることで解消できるような構造にして、なおかつフレキシブルな作りで組み替えることで大きさも変わりますよ、というものに収めることができたので自分の中ではいいアプローチができたかなと思っています。

上野氏 舞台美術としてはもちろん、完成度が高いギミックもそうだし、物としての完成度も凄く高い。ツアー公演のようにまた別の場所に持っていく場合、再1から組み立てることになって時間がかなり削られることがあるんですが、創っていただいた美術はその場で調整もしやすいように作っていただいていて。誰でも差し込めば組み立てられるという。

浦川氏 そうですね。

上野氏 なんか実務的にもありがたかったですし、美術としてドンってある時に、存在感がめちゃくちゃ強い。

浦川氏 (笑)まあ、全く存在感がないわけじゃない。主張はバチバチにあるんですよね。

上野氏 一般的な舞台美術って、机やソファを置いてとか、後ろにパネルを立ててそこに絵が描いてありますとか、抽象的なワイヤーとかを張ってみたり、丸太みたいなやつを置いてみたりとか。美術そのものに力があるというよりは、道具が俳優によって意味が付与されていくみたいな使われ方が多いと思うんです。今回浦川さんが作ってくださった舞台美術は、造形そのものがある意味作品の幹になるような、明確な意思を感じるんですよね。

さっき、いろんなジャンルの人と一緒に協働できないか模索されてたという話をされてましたけど、僕らもそれをちょうど求めてた時期だったんですよ。椅子だったら劇場にある箱馬っていうなんの変哲もない箱を置いて、その上に平台という板を乗せたらベッドになるよねとか、ベンチになるよねとか、演劇においての当たり前のお作法みたいな感覚で創ってきたけど、それだとこれ以上自分たちの表現が広がっていくことはないと感じてもいて。今回の美術をドンッと創ってもらったことで、“この意味が強いオブジェをどう料理をしよう”という逆の視点で作品創りを考えられて、もの凄く刺激的なクリエーションの時間を持つことができました。美術家さんに舞台美術を創ってもらうってありがたいなということをひしひしと感じましたね。

浦川氏 今回は割と抽象というか、一個のオブジェクトによって発生させるみたいなものを創ったんですけど。あれをやると、もっとでっかく色々やってみたいなっていう気持ちにもなりますね。

上野氏  おー。例えば、どんな?

浦川氏 空間……もっと建物全体から作ってみたいですよね。演劇用の空間。そこまでいけると面白いですけどね。予算がどのくらいかかるか(笑)

上野氏 予算ですね(笑)

浦川氏 それくらいのことをやってみたいなっていうのは、今回やってみて思いました。色々と手応えもあったし、ここはもうちょっとこうすると色々とできたなという部分も実際にあり、僕も学びも多かったです。演劇に対しての解像度も、こういう関わり方をしたからこそ見えてきた部分がありました。

いわゆる演劇のフォーマットである『前衛的なもの』と、『パフォーマンスアート』と呼ばれるものの中にある作法というものが、僕の中では同一のレベルに存在してる印象があったんですが、それは明確に違うんだな、と。例えば『パフォーマンスアート』というとある種の物語性みたいなものを一旦置いて、その場において自分の身体をどうやって駆動させるかっていうことを『表現』とするところに特化してると思うんですけど、演劇における『前衛的なもの』はその『表現』自体が内発的な行為ではなくて、ある種の演出家であったり監督と呼ばれる人たちがそれを操作するっていうことと、スコアがちゃんとあるということが、明確な違いとしてある。今回、稽古も含めて通しで見ていて、この違いがあることも演劇の面白さだなと思いました。そういうある種のストレスがある状況、表現者としての役者にストレスがある状況から生まれるものの方が、切実なことがあるんじゃないのかな、と。僕もノンストレスにふわふわっとやるより、今後そういう制約を自分で課していくっていうことをやってみたいなっていうのが気持ちとしてあるので、そういう意味でも人と協働した今回のような仕事はいい経験になりました。

▶︎横浜公演について

浦川氏 横浜公演では、まず、土台の部分のパーツが……来なかったんですよね(笑)

上野氏 そうなんですよね、めっちゃ焦りましたよね。

浦川氏 一緒に発送したのになぜか片方だけ届いてない、配送事故だ、と。これはやばいなということで代わりのパーツを現地で突貫で作っていたら、ギリギリ届いて元のパーツに差し替えをしてとりあえずひと安心みたいなことがありましたね。
実は今回、本番で使用したもの以外にプロトタイプみたいなものも作ったし、練習用にも作ったりしていて、同じタイプのものを3つ作っているんです。完全に予算を越えながら作ってるから、仕事人としてはダメですよね(笑)

上野氏 3本も作ってもらっていいのかなと思っていました(笑)

浦川氏 結局3本作ったんだけど、造形はどうすれば自立するのかとか、いかに輸送に適した形にするのかとか、作るごとに解像度は上がっていく。あれは運送会社の輸送範囲内に収まるようにパーツをばらしていて。2つのユニットで国内どこでも発送できるんです。

横浜と福岡の会場では天井高とかも違うので、3メートルから4メートル強までいける伸縮性をつけるとか、空間に合わせて枝の差し込みとか方向を調整できるような機構を作る時に、どういう形で固定するのがベストなのかとか、万人が扱いやすくて僕がその場に居なくても調整ができるものにする部分において試行を重ねていきました。普段自分の作品を創る時は絶対にそういうことはないんですよ。自分が完成させて出すものだから、人がその作品一回バラして組み立てやすいようになんて指示書を作る必要性はない。

上野氏 確かに。

浦川氏 でも今回はいつもとは異なる、ある種のプロダクト的な思想みたいなものが必要だったので、こういう形でプロトタイプを2回、3回と経ていくことによって自分が作る造形に対してのある種の責任であったり役割の解像度がちょっと上がってきたような気がします。やっぱり現物が立った時、一番最後にできてるものが圧倒的にいいわけですよ。クオリティが高い。創作を重ねていく中で、塗りは、筆じゃなくてスポンジでやったほうがいいとか、塗料はこの塗料にしたほうがよかったなみたいなことが結構明確にちゃんとあって、一発でこうポンってやるような作り方じゃなかったからこそ、この美術が生まれたところがあります。
ともするととても傲慢な感じになるというか、アーティストが創ったものをこれは作品ですっていうとごり押しできるというか、出したものに対して有無を言わせない部分があると思うんですよ。今回はそうではなく、ちょっとここ邪魔なんだけど完成って言ってるからどかせないよな~、調整できないかな~、という部分の接中ができる造形について考えて。それで、これは枝だ!枝も幹も全部、ユニットにすることによってオブジェクト化しておけばいける、と。これだったら人と、観客もそうだし、演者もそうだし、空気にも合わせられる。そういう受け入れができる造形物っていうものを今回わりと意識をしながら作りましたね。

上野氏 特に今回横浜の後、福岡でもやらないといけないから、どちらにも対応できるという部分で、いかにフレキシブルにできるかというのがありましたよね。
自分は演出なので空間に対する責任があると思っています。プロトタイプで検証をさせてもらった時、当時は木の素材そのままで、検証に使った会場の木材の壁にはマッチするなと感じていました。でも、横浜の会場は、駅のホームの廊下エリアを活用したアートセンター、場所としてはもうどこまでいっても駅の空気は残っちゃうであろうところにあの木の素材のまま来ても、まあ木材だなという絵になっただろうなと。そして会場で完成版を取り出してみると、反復のグラデーションで塗られている幹を見た時に、「お!これ立ったらどうなるんだろう」って一瞬混乱しちゃって。思ったよりちょっと毒々しさのある感じ。とかげとか蛇とかのマダラ模様ってちょっと危機を感じるような刺激を受けるじゃないですか。
これはどれだけのパワーになっちゃうんだろうと思って実際に組み立てて、あの無機質な空間で蛍光灯でパッて照らされた瞬間「うわ、強っ!」と思って。俺の演出もう一回やり直さないといけないかな、調整いるよなと思ってたら、公演用の照明に変えた途端、あの毒々しさが、異様にこう不気味さに変わるっていうのがすごく良かった。
加えてレイヤーで重なっていってる蓄積みたいなものも感じるなと思って。枝葉の部分が布と紐で垂らされているじゃないですか。光が明るく蛍光灯でのっぺり照らされた時には、布の質感とかって軽く見えていたんです。でも今回は照明がLEDだったので、パキっと柔らかさのない光の波長で届いてくる。陰影と光のコントラスト、濃淡がはっきり浮き出る中であの陰の像を見た時に、なんか布と紐の質感がものすごく重く感じたんです。質感が変わって見えるというか。
演技の中で光とか投影している映像の感じが変わると、あの布に使ってる模様の色の見え方、が斑にぶわっと出てきたりとか、赤の花みたいなのが異様に目に付くとか。表情が、どんどん変わっていく。その重さがまた表情を変えて、混沌としたものにシーンが変わっていったりとか。
最後、俳優がその木を根本から叩き切ろうとするんですけど、もう圧倒的に倒せない相手なんだというその威圧感も最後あれがドンと担ってくれて。改めて立ち上がって実際にやってみて、これは舞台のための美術だ、っていうことを凄く実感しました。表情の変わり方ひとつとっても、同じ一つの美術でこんなに変わるのかと。それも面白い体験でしたね。

浦川氏 今回は稽古の時に照明の配置とか映像のこととかを伺っていたので、その中でどれくらいの主張ができるのかという部分を割と意識していました。あれを普通の茶色っぽい色味で仕上げちゃうと幹自体の存在感はなくなったと思うんですよ。特に空間が駅構内の場所で人工物の縦線、直線というのが非常に多い空間だったので、それを殺すにはもうちょっと主張がいる、でも逆にギラつきすぎても邪魔だなと。ライティングによって意外とそれって緩和されるから割とこのくらいでも行けるだろうってこうなりましたね。

上野氏 最初に箱から出してきたときびっくりしましたからね!

浦川氏 自分も最初に蛍光灯の光でみたら、こいつけっこう主張強いなと(笑)暗くしたら、ちょうどいいかなって。

上野氏 毛糸の赤と白のやつも光の色がかわると変わって見えていいですよね。

浦川氏 今回、布と糸が割といい仕事していますよね。木自体は長方形のみで構成されていてまあ言ってしまえばマイクラ(※2)みたいな質感だけれども、その中に有機的な線というか生っぽさというかある種の血肉を通わせるところを布と糸が担ってくれている。

※2 ブロックでできた広大な世界で、採掘して素材を集め、自由に建築したり、冒険したり、モンスターと戦ったりできるサンドボックス型ゲーム

▶︎福岡公演に向けて

上野氏 横浜公演は駅という空間の難しさもあったんですけど、横浜の喧騒とか駅のアナウンスの音がずっと入ってくることに助けられた部分もありました。ここは駅の構内なんだなってことが嫌でも思わされる空間をどう料理するか、という楽しみもあった。福岡公演の会場は良くも悪くも稽古場でありブラックボックスの空間で、ある意味守られている。そういう空間環境が変わることによって、俳優の演技の求められる質感も変わっていくというのがあります。空間特有の面白さでもあるノイズが無いということは全て自分たちで創らなければいけない、自分たちでもっていかないといけないというのがあるので、もう一回覚悟を決めて作品自体をあとひと段階、ふた段階ブラッシュアップしないといけないと思っています。

浦川氏 いわゆる美術館みたいな場所ということですよね。廃墟でやる方が面白いこともある、みたいな。

上野氏 そうですね。その場所がもつ記憶とかノイズみたいなものが作品にどう作用するかとか作品にどう使ってやろうか、みたいな。制約があると逆にやりようがあるというのに近いと思うんですけど、自由にどうとでもやっていいよみたいなことって逆に戸惑うこともある。ものすごく制約や制限があって困難な状況の方が表現する側や創り手側にとってはやりやすい。なので今回は横浜公演から福岡公演にあわせて規模感と空間にあわせてもう一回作り直しをしているような感覚です。

浦川氏 僕も会場を見ながら、あともう少し調整できる部分やもっとこうしたほうが面白そうだなみたいなものを挟んでいこうかなとは思ってます。やっぱり木は伸びますからね。会場ごとにどんどん成長していけばいいなと。

上野氏 確かに。

浦川氏 それもまた良しみたいな感じにできるといいんじゃないのかなと思っています。ぜひ福岡公演も、楽しみにしていてください。

上野氏 横浜の映像とか写真とかも上がってるんですが、また一味違うものに絶対なっているので写真で満足せずに来ていただけると嬉しいです。

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Mr.daydreamer『ハムレットマシーン』

1月16日(金)20:00 ※GP:公開ゲネプロ
1月17日(土)13:00/19:00
1月18日(日)13:00/18:00
※開場は開演の30分前

── 私はハムレットではない。
旧東ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの代表作『ハムレットマシーン』。シェイクスピア『ハムレット』をはじめとした膨大な演劇作品、詩、小説の解体・再構築によって編まれた、たった8ページのテキスト。そこにあるのは物語ではなく、ミュラーの生きた動乱の世が投影された、瓦礫のように散らばる言葉、断片化されたイメージです。

その難解さゆえに「上演不可能」と評されながら、世界中で上演を試みられてきたこのテキストに、福岡を拠点に現代悲劇の創作に取り組むMr.daydreamerが挑みます。

俳優の存在と呼応するリアルタイム演算を用いた映像演出、舞台と観客の境界を取り払う〈広場型〉の空間、そして画家 浦川大志氏が担う舞台美術。時代・空間・領域を越境し、観るものを巻き込む『ハムレットマシーン』をお届けします。

 

会場▶塩原音楽・演劇練習場 大練習室(福岡市南区塩原2丁目8-2) https://minami-tk.jp/

料金▶一般:3,000円/U-22:2,000円/GP(公開ゲネプロ):1,000円(U-22:無料)

チケット取扱い▼

ローソンチケット(Lコード:84052)
劇団公式WEB:https://mrdaydreamer.site/next/

問合せ▶Mr.daydreamer

mr000daydreamer@gmail.com

TEL 070-4105-8865(制作担当ノガミ)

Mr.daydreamer『ハムレットマシーン』

profile

“現代悲劇の創作”を目指し、福岡を拠点に活動している演劇ユニット。通称デイドリ。 俳優の身体性(身体言語としての特性)と、インタラクティブな映像表現の調和による空間芸術としての演劇創作を得意としている。 https://mrdaydreamer.site/next/